雨色の風景が
海寄りの風に包まれる頃‥
虹色の女神たちの季節がまたくる
熱く焼けた道の香り
なぜか懐かしく

そしてかすかに哀しいのは
ここに君だけがいないから‥

まばゆい青のどまんなかに
一人きりたたずむ僕は

振り返ればそこにいるはずの君の笑顔を
探しさまよう‥