まず言いたい。

「他人の思考に引きずられるな!」

僕らは、自分のものであると思っている多くの考え方とか意見などが、
必ずしも自分のものではない、という事実を認めなければならない。
僕たちの耳から入ってくる会話、ラジオやテレビ、本、新聞、映画やお芝居

そういった様々なものの影響を、常に僕たちは浴び続けている。

時と場合によってはそれらのものも、僕たちの心を広げてくれ、物事を深く
見えるようにしてくれたり、知恵、知識をつけてくれたりするんだけれど、

しかしまたそれらの多くは、僕たちの心を押し倒し、自信を奪い、胸に誓った
尊い想いから目をそらさせる働きさえしてしまうこともある。

情報は、僕たちに多くの有益なことをもたらす一方で、あまりにも多すぎる
場合、僕たちを混乱させ、疲弊させ、途方に暮れさせるだけである。

それはなぜなのか?

それは僕たちが、自分が思っている以上に周囲の考え方の影響を受けている
からなんだ。

また人間そのものが、そういう性向、社会性というものをもつ生き物だから
ってことも関係しているんだ。

小難しく始めてしまったけれど、とっても大切なことだからさ。

よっく読んでよ。

奴隷制度って知ってるかな。

奴隷というのは人でありながら所有物とされる者、また、それを容認する社会、
制度を奴隷制度というんだ。

こういった奴隷制度は、こんにちではこの地上から姿を消しているのだけれど、
心理的に奴隷である人・・・

すなわち誰か他の人によって心理的に所有され、完全にコントロールされて
いる人って、今なお無数に存在してるんじゃないのかな。

この心理的奴隷ってのは、彼自信の魂を誰か他の人の意のままにまかせている
といった状態のことをいう。

あの人がこう考えるから自分もこう考えるとか、テレビでこう言っていたから
自分もこう思うとか、メッチャ嫌っているにもかかわらずその仕事を続けて
いるとか、好きでもない場所に住んでいるとか、本当は行きたくないのに行く
とか、自分の意思に反したことをするとか、そのほかにも色々な形でほかの
人の意思に自分をまかせてしまっている。


自分自身の人生のコントロールを自分の手に取り戻そう、前に進もう、
そう思っているならば、これらのあらゆる束縛から心理的に自由でなければ
ならない、僕はそう思うんだよね。

=心を解き放て!=

1、ほかの人は僕のことをどう考えているだろうか」という心の奴隷状態から抜け出せ。

ほかの人がどう思おうと、僕らは僕らがすることによってのみ評価されるもの
なんだってことを、ちゃんとわかってほしい。

2、僕はきっとうまくいかないだろう」という奴隷状態から抜け出せ。

自分の能力、自分の知性、自分の意見を尊重しようよ。「今日の俺、よくね?」
っていう好ましい自分のイメージを作り上げていつも意識しよう。

3、「ほかの人と比べて、僕はもう遅すぎる」という奴隷状態から抜け出せ。

自分はもう年を取りすぎているとか考えることはやめやめ。年齢なんてのは、
心の状態でしかないよ。

4、世間一般の人みたいに、安全第一主義なんてやめちゃえ。

危険のなかにこそ生きる喜びを感じるようになろう。明日なにが起こるか
はっきりとはわからないという事実を楽しむことができるようになろうよ。

5、たとえ一度失敗したからといって、そんなのは勉強の一環くらいに思えばよい。

ほら、エジソンさんだって失敗しても「また一歩成功に近づいた」とか言いながら
大喜びだったそうじゃない。


もし君が現状に不満を持っていて、この人生において、どこかに行きたい、
なにか価値があることをしたい、幸せになりたい、自分自身の生き方をしたい、
って思っているのなら、他人の思考などに惑わされず、君自身の心を開いて、

君自身の人生を生きる!

そんな決意をすればいいんだ。

Savvy??