今って「必殺仕事人」やってるんですねぇ。

やり場のない怒りや刹那な思いが充満しているんですかね。
そんな世相を逆手にとってまで視聴率を稼ごうとしているのか、
はたまた人々の心の声を代弁しようとしているのか、
なんにしても、そういう世相だというふうに持って行きたい流れっちゅう
やつなんでしょうかね。
さてこの必殺仕事人、かの婿殿は「東山」、そのほかTOKIO松岡、
関ジャニ∞大倉など、ジャニーズてんこ盛り。

それはそれで見ごたえあり。

「鏡花水月」

エンディング曲のタイトルですな。

鏡花水月とは読んで字のごとく、鏡に映った花、水面に映った月から、
目には見えても実際には手にとったり触れたりすることができないこと
の例え、転じて幻や儚いものを指す四字熟語。

まさに写し世を現すにふさわしい言葉で趣き深い。

どこを見渡しても、夢と現実の境界が曖昧な景色とその中をたゆたうように
流れる時の中で、しっかりと地に足をつけて生きていくために、

人々は一層のリアルを求めているようでもあり、しかし、成す術もなく
流されているようでもあり・・・・