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さっきPCメールを開いて、一昨日自分宛に送信した携帯メールを
開いて「ガツン!」ときました。

僕はたまに自分あてにメールを送ります。

といっても「未来のあなたへ」的な、映画に出てきそうな
ロマンチックかつ美しいエピソード的なものではなく、

外出しているときに「ふっ」と降りてくる(この表現しかできません)
言葉を忘れないようにするために、携帯のメールを立ち上げ、
ササっと入力して送るようにしているのです。
外出時とか、外で良い環境にいるときなどに頭に浮かんでくる言葉、
人によっては聞こえる言葉、もちろんそれは全て感覚的なもの
なのですけれど、

とてもとても大事なことが多いような気がします。

もちろん机に向かって、搾り出すように考えることも大事ですよ。

ただ、そうやって考えることが「人力」なのに対して、
ふっと思いつくことというもの、

直感というものは人力の外側、
人知を超えたところから浮かんできたり
聞こえてきたりするのだと思いますし、その分、

大事な気がするのです。

例えばです。

「あ、私、この人のこと好きになる。」

これ直感ですよね。

で、実際どうでした?

好きになっちゃいましたよね。

これと一緒です。

おそらく潜在意識に対する働きかけ力が強いから
なのだと思いますが、
その通りになってしまうこと多いのではないでしょうか。

さて、今回自分宛メールに書かれていたこと、それは

「お客満足ドットコムという社名から離れてはいけない」

という一行です。

今年に入り、多くの方とお会いする機会をいただき、
そのたびお名刺を交換させていただくのですが、

その折に必ず言われることがあります。

「お客満足ドットコムですか。いい社名ですねえ!」

ありがたいことです。とても嬉しくなります。

そして、この社名が理念そのものなんですよということを
条件反射のように喋り始めてしまうのが常になっています。

「お客満足ドットコムという社名」

これは僕の決意なんです。

・一生をかけて追求していきたいこと、
・一生をかけて世に拡散していきたいこと

5年前の春、2度目の起業を決意した僕は悩みに悩んでいました。

やっていることが単純明快に一目で伝わる社名

それを考えていました。

そして突然、閃いたのがこの社名でした。

「キター!!」

と思いましたよ。

そう、僕を頭の先からケツを貫いて地面までぶっささっているもの

それは

「お客様の満足のために!」

という概念そのもの。

これが曲がってしまったり折れてしまうということは、
僕自身の消滅を意味するのです。

しかしながらこういう究極ポジティブな社名と理念でやっていると、
いろいろとあるのも事実です。

「お客満足ドットコムとしてウチを満足させてみろよ」

と言われたこともあります。

そのようなスタンスのお客様を引き寄せてしまうことも、
必然、避けられないのかなと思っています。

ただ、そのような経緯で入ってきた仕事に対して
全力かつ真剣に取り組んでいると、
少しずつ灰汁や埃にまみれてきてしまうものです。

刀に例えれば徐々に切れ味も悪くなってきてしまい、
しまいには鞘からの抜刀もままならなくなってしまう

簡単に言えば、自分の軸からズレてきてしまい、
放置していると自分すらダメにしてしまうということです。

だからリセットが必要になるのですよね。

この5年、がむしゃらにやってきました。
何だってやりました。

ホームページ制作、ネット環境の設定、
コールセンターのマーケティング活動補助などなど、、、

その経過で、お客満足ドットコムが単なる言葉遊び程度の価値に
成り下がってしまっていた感じがします。

その果てにあったのは、最低限の生活を営むためだけの
その場限りの仕事の日々・・・

お客満足ドットコムはお客様の満足に関する仕事をするべきで、
ホームページをいじくったり、ワークスケジュールの仕組みとか
言っていてはいかんのですよ。

「お客満足ドットコムという社名で、ホームページって、はあ?」

って思われちゃいます。

自分でも「はあ?」って思います。(笑)

なまじいろいろなことが出来てしまうので、萬屋稼業的に
いろいろな仕事が舞い込んできてしまうのは、
ありがたいことではあります。
マルチな分野で評価していただけるのですから、
嬉しいですよね。
本当にありがたいことです。

でもなかには、ウチの理念をぶらすことを目的に投げ込まれる
お仕事もあったのだと思います。

トラップですよね。

これからもあるでしょう、きっと。

でもそれも必要なことの一部、必然なのだと思っています。

検討した末に「違うぞ!手を付けてはダメだ!!」
と結論することで、理念はさらに
強固なものとなっていくはずです。

起こることは何一つムダではなく、必然だということです。

さあ、自社サイトの修正が途中でした。

お客満足ドットコムの理念を、

僕の思いを、

力一杯表現しよう。

「お客満足ドットコムという生き方」を。