今年、思い切って「サロマ湖１００キロ」と「日本山岳耐久」をキャンセルしました。

なぜ？

昨年、両レースともに途中棄権という半端な結果に終わりました。
今年はリベンジを果たす年！と普通はなるところですが、

今ひとつ気持ちに火が付きません。

心が”へたれ”ちゃったんです。

このままでは

「エントリーしてスタートすることが目標になってしまう・・・」

そんな気持ちで完走できるほど甘いレースではないのに・・・

エントリーすることが恒例になることで、惰性で出場することに
なりそうな自分にストップをかけました。

それでキャンセルしてみて、どう感じるか自分を試しています。

今のところ、悔しいとか、残念とか、そういった感情はありません。
それよりも、日々、ランニングできる健康な身体であることに
感謝するようになり、キャンセルしたことそれによって更に
次のレースを楽しみ、良い結果を得ることができるんだと
心の底から思えています。

そして先に書いたように１本のレースに徹底して集中することにしました。

ただし・・・

「サブスリー」つまり2時間台での完走を狙います。

すでに11月23日から逆算した練習も開始、

ネットでダウンロードしたメニューはかなりハードで、
先週あたりから疲労がピークです。

ま、日中は8時間も肉体を酷使して、その後に2時間近く走っているのですから
当然といえば当然です。

この大田原の次は来年2月の「青梅マラソン：３０キロ」での２時間切りへの
挑戦が控えており、それをこなして初めて「サロマ湖」そして「山岳耐久」への
新しい扉が開くものと自分自身に言い聞かせています。

マラソンもそうですが、ビジネスでも同様に「集中」することにしています。

今年の目標は唯一つです。

他のことは考えず、最重要事項に集中です。

最近というか震災後に気が付いたこと、というかどこからか降りてきたこと
結構沢山あるのですが、その一つに「集中」があります。

一方向の力を束ねることで、同一方向の強い流れを作ることができる。
これはつまり荷電子の流れが同一方向を向いている”磁石”と同じ原理であり、
これによって磁石は磁場を発生し、物を引き寄せる力を得る。

人も自然の一部であるならば、磁石と同じで、同一方向への流れを束ねる、
つまり集中することで、磁場を発生し、結果を引き寄せるのではないのか。

というあくまで仮説ですが、そう感じたので、あれやこれやと手を付けたり、
あちこちのレースに出たりせず、一つの目標、しかし大きな目標を達成する
ことに集中することにしました。

「他のことはどうあれ、何があってもこれだけは絶対にやる。MUST！」

ってことです。

さあ、ここに書いたらナンダか楽しくなってきました。

やるぞ！！