あのマックのホットケーキ、覚えてますか?
ええ、職人の手により粉から作る、伝説のあのホットケーキですよ。

え?今は?

さあ、今はどうされているのでしょうね?
少なくとも店舗で焼かなくなってから10年以上たっています。

昔はね、毎朝シャカシャカと粉から種を作ったのですよ。
水加減をミスると超絶薄っぺらいケーキになったり、
逆に大判焼きみたいな、もはやホットケーキではないものができたり...

あの頃、ぶっちゃけお店や作る人によって微妙に厚みが異なっていました。

そんな古き良き時代、ファンまでついていた工藤のホットケーキを再現してみようかな。

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ポイントは4つ


・粉類と水分のバランス
・粉と水分の混ぜ方
・フライパンの火加減
・ひっくり返すタイミング

これさえ押さえれば、お店でお代をいただけるレベルのが焼けます。
それでは、ふわふわホットケーキとっておきレシピでございます。

材料


★薄力粉        100g
★砂糖(僕は三温糖)   30g
★ベーキングパウダー  小さじ1

○バター         10g
○タマゴ          1コ
○みりん        大さじ1
○牛乳         大さじ4〜5
○バニラエッセンス   3〜4滴(なくても可)


【ポイント1】分量はきっちり計ってください。
適当にやると膨らまないとか美味しくないとか問題が発生します。

工藤にしては珍しい?
hahaha、まあそうおっしゃらずに。

作り方



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ボールに★の粉を合わせて、泡だて器でよく混ぜます。
粉ふるいをしない代わりみたいなもの。

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別のボールにバターを溶かします。。

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そこにタマゴを投入。よく混ぜます。
ここはしっかり混ぜて。

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そこにみりん、牛乳、バニラエッセンス

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混ぜます

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先ほどの粉を投入

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泡だて器で混ぜます。

【ポイント2】コツですが、泡立てないようにやります。
ボールの壁面をゴリゴリとこするようなイメージかな。
少し粉分が残っていてもなじんでいればOK。
かき混ぜ過ぎるとゆるくなってしまいます。

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このくらいでOK

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キャプテンスタッグスのキャンプ用フライパン。
テフロン加工で取っ手がたためるのでリュック内でかさばらない優れもの。

しかもホットケーキサイズときた。

フライパンを油をひかずに熱し、水布巾に乗っけて強制冷却します。
これで酸化膜がはってケーキが焼きつかない。

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名前は不明の足つきの網。100均にあります。
【ポイント3】このホットケーキは弱火で焼くのですが、
どんだけ絞っても火力が強いときに、火口との距離をかさましするのに使います。

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うちのコンロは弱火でも焦げるので使います。
5センチは上げられる。(オイルサーディーンを作る時にも使います)
火加減は弱火で、強制冷却したフライパンを網に乗せます。

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種をお玉で1杯投入

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自力でジワジワと広がります。

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【ポイント4】ひっくり返すタイミングです。
周辺1〜2センチが乾いて、中心の気泡が破裂しはじめたら
ひっくり返します。(ここまで4分くらい)

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いえ〜い、良い焼き色!
もうゼッタイにうまい!間違いない

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完成!
まんまるにはなっていないけれど、大事なのはそこじゃないですから。

ジャムとバターを添えて。

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見よ!この厚さを。

いっただきまーす!!

調理20分:食事1分...
美味しい料理のみに許される理不尽な黄金律。

今回は3枚分焼けました。
残りの2枚はラップして冷凍保存。
明日以降にレンチンしていただこうかな。
(冷凍のまま500W1分半〜2分くらい)

ポイントさえ押さえればオジサンにも焼けます。

ぜひ!今週末
奥様、お子様、もしくは彼女にふるまってあげてください。