エッグマフィン、正式名称「エッグマックマフィン」。

みなさんも好きですか?
僕も大好きです。

今でもたま〜にですけど、一人で作って
孤独なブレックファストしちゃったりしています。

このメニュー、材料も少ないしカンタンそうに見えてるのだがそうじゃない。
基準を守らないと美味しくならない。

材料が少ないだけに、その材料の調理加減によって風味、味、食感が天と地ほどに変わってきてしまう。

そこいらも踏まえて、ポイントを押さえながらエッグマックマフィンの秘密を紐解いていこう。

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ポイントは2つ


1、マフィンの焼き加減
2、タマゴの焼き加減

これに尽きる。
焼き不足もダメ、焼き過ぎもダメ。
どちらも絶妙な頃合があるのです。

もしかしたらみんなが食べ慣れてしまったエッグマックマフィンは、本当はもっともっと美味しいものなのかもしれないよ。

材料


イングリッシュマフィン     1コ
ロースハム           1枚
タマゴ(常温の方がよい)    1コ
スライスチーズ         1枚
バター             適当
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作り方


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今回使用したマフィンは「伊藤製パン」さんの6コ入り。
マックで使用しているものと、おそらく同一スペック。
伊藤のマフィンって納入してたかなぁ...
ちょっと思い出せないです。
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小さいほうが上、やや平たいほうが底になります。
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まずマフィンを割る。マフィンはフォークカットといって完全にカットされていない。なので両手で裂くように割ります。(写真では写す都合上で片手です)

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きれいに割りました。

マフィンを美味しくするには焼き方が重要なポイントです。
オーブントースターで切り口に焼き目がつくまで焼きます。

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この段階ではまだブニャブニャしています。これは水分が残っているためで、この段階ではまだ食べ時ではありません。

イングリッシュマフィンは酵母発酵させて作るので、ここで食べると酸っぱい味になります。
なので焼き目が着いた後もトースターの余熱で水分を飛ばします。

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いい感じになった!
1分〜2分で水分が飛んで硬くなります。

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熱いうちに上のほうへバターを塗り、底にチーズを乗せておきます。。

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次にハム。
両面を10秒程度、油はひかず焼き目を付ける程度焼きます。

そしてタマゴ


タマゴは焼くというより蒸しです。

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フライパンにバターを溶かします。
火加減は中火程度。温度を計れるなら135℃にします。
タマゴに火が入りすぎずに最も美味しさを発揮する調理温度が135℃になります。

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エッグリングの内側にもバターリング(バターを塗ること)。

エッグリングはいろいろなものが売っていますが、マフィンに使用するなら内径サイズが7cm〜8cmくらいのものがベスト。
それと最後にタマゴがくっついて離れなくなるので、リング自体がくっつき防止加工されているとGOOD。それでもリングにバターします。

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なぜこのデザインになった?



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リングの中にタマゴを投入。
ヘラなどを使いながら黄身を中央に寄せ、クルっと180°ツイストして黄身を崩します。

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フライパンに水を50ccくらい投入→蓋をします。

そのまま約3分待機。

水が蒸発して音が静かになったタイミングで蓋を取ります。

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GOOD!!

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リングからタマゴをはずします。

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上手に調理したタマゴは、黄身が完熟部分とダークイエロー半熟部分の2層構造になります。これが味の秘密です。

焼いたマフィンの底にスライスチーズ→タマゴ→ロースハム→マフィンの上と重ねます。

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ハイ!完成です!

カリッカリのマフィンと、微妙に半熟部分を残したタマゴ、やや塩気のあるハムとで、まるで絶妙のアンサンブルを奏でるかのような、

それがエッグマックマフィンなのです。

うん、美味い!美味すぎる!!

みなさんも、おうちでブレックファストしてみませんか?