MGR諸君へ
早いもので、もう11月になっています。私が店長として赴任してからすでに1年半が過ぎてしまいました。あっというまですね。にわかには信じられない月日の経つスピード...。
この1年半あまりが経過して我が中央店、劇的に変化を遂げたと思います。スタッフ全員の努力の賜物です。
ありがとう。
振り返ってみて、我々は<QSC+Vの向上>を旗印に様々なアクションを試みてきました。その一つ一つが満足のいく結果を得ており、店長として喜ばしい限りです。では、この期間に私が特に気を配った事について下記に列挙してみましょうか....。
1 パワーの解放
赴任時に感じたのは、個々の力量はエリアトップレベルなのに、店舗の評価はエリア最低という矛盾でした。単に基準を与えられていなかったためなのですが、短期間でマックのボーダーラインまで持ち上げるには全員のパワーをまとめあげるしか手段はありませんでした。それも単一の方向に向けてです。幸いにして全員がフレンドリーなこの店はあっという間にまとまりを見せ、猛烈な勢いで変化してきました。
僕が初めて店長をした店、それがマクドナルド千葉中央店(通称:千葉中)です。千葉銀座という商店街にあり、駅からは少し離れていましたが、少し歩くと市役所があったりで良い環境でした。
千葉中は、スタッフのモラルが低いというもっぱらの評判でしたので難しい店の印象がありました。ですが行ってみると、人材の宝庫。なぜこの店が売れないのか、それは誤った先入観で見られていたためにスタッフ達が腐っていただけなんですね。
だからスタッフたちと一緒に、周りを見返してやる!一心でやりましたよ。
彼らスタッフ達の出した結果はそりゃすごかった。
マックにはSW(スウィング)というアルバイトだけどマネージャー職をする人がいるのですが、千葉中には大学生とフリーターがゴロゴロいてもとから戦闘力も高かったんです。
けど彼らを使いきれていなかった。
正しいやり方を覚えたあたりから客数もセールスも上げ上げになりました。
お店というのは面白いもので、売上が上がりだせば他の問題はあらかた解決してしまうものでして、気がつくと多くの偉いさんが見に来てくれるようになっていました。
楽しかったですよ。スタッフたちのみんなが目的をもって働いてくれていたし。
そういう有意義に働ける店は、人が不足するなんてことは起きないんですよ。もちろんスタッフィング計画をして求人アクションはしていましたが、集まらないなんてことは考えたこともありませんでした。
そういうものなんです。
次回は2、公平な評価です。
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