大晦日でございます。
夜も２３時を回り、あと少しで新年を迎えることとなります。

さて年越しといえば蕎麦ですが、なぜ年越しには蕎麦を食べるのか？

細く長いので縁起が良いという説、
切れやすいことと引っ掛けて、その年にあった厄災も切ってしまえという説、

その他にも諸説あり、どれが本当なのかわかりませんが、まあそんな小難しいことは置いておきましょう。

美味しい蕎麦を食べながら、今年もまた１年無事に過ごせたことに感謝し、そして気持ちも新たにする。

そうしたら何か良いことが起こりそうな気がする、それで良いのではないでしょうか。

お蕎麦をいただきました

本日もお裾分けをいただきました。ほんとうに僕は幸せ者です。

こちら外一（といち）蕎麦です。
ご近所の方が畑で栽培された蕎麦から粉にして、ご自宅で打った、正真正銘の”入間そば”です。（注：入間そばというブランドはございません）


外一というのは、そば粉と小麦粉の割合をいいます。そば粉８小麦粉２で打った蕎麦を外二、そば粉９小麦粉１で打ったものを外一と呼びます。

一般的には二八そばが流通していますが、比率としては外二に近いですね。

外一そばは、風味がとっても良く、きちんと蕎麦そのものの味が楽しめます。

二八しか食べたことないですか？それは残念！

せっかく日本という国で生活しているのですから、ぜひ召し上がってみてください。

それでは、調理スタート！

かき揚げを揚げる

材料は、昨日いただいたねぎ１本とニンジンとゴボウを少々、これらを千切りにし、米粉と小麦粉を混ぜて水で溶き、油で揚げます。


いい感じにカラっと揚がりました！美味そう！

つゆを作る

つゆまで作るんかい？
いやいや大丈夫、超カンタンですから。これ覚えたら市販のつゆなど使えなくなりますよ。

みりんを３０ｃｃ、火にかけて煮切ります。


そこに３０ｃｃの醤油を投入し


顆粒だし小さじ１（今回は”焼きあご”）、砂糖小さじ１を入れて溶けたら水３００ｃｃを入れて沸騰直前まで煮て完成です。

そばを茹でる

外一そばは切れやすいです。そっとソフトにつかみます。


たっぷりのお湯を沸騰させた鍋に軽くほぐしながら投入します。


少しすると噴いてきます。そうしたら”びっくり水”を差します。


そばの良い香りがしてきましたよ。

再び噴いてきたら火を止め、ざるに上げて流水で軽く洗います。

二八そばは３回噴いたら上げますが、外一はそこまで熱を通すと茹ですぎです。せっかくの風味も失われてしまいます。

盛り付けして完成です。


かなり美味い！とだけ申し上げておきましょう。

それではみなさん、2016年はお世話になりました。
また来年もよろしくお願い致します。

良い年を迎えてくださいませ。

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