みなさん、おばんです!
工藤です。
前回に軽く触ったジョグのエンジンブロー。
これは本当に厳しかったですね。
タイトルの通り、今の時点で僕の命綱ですから。
まさに両手両足をもぎ取られたも同然。身動きするにもできない状況。。。
以前にも書きましたがここ涌谷、特に実家のあるあたりは居るだけだったら何もしようがない、買い物ですら数キロ先まで行かなければならず、2キロ先の駅まで行ったとしても電車は1時間に1本、帰りは帰りでまた駅から2キロというロケーション。
また、いろいろな事情により実家に居る時間を最大限に減らしたい僕としては、手当たり次第に仕事を見つけては出かけていたのですが、その手も封じられることになっちまいました。
このジョグ、8月にも古川市内でブローさせてしまっているのでなんと2回め。今回は幸い押して帰ってこれたので自力で修理することにしました。
ロータリーエンジンに比べたらカワイイもんでしょ?
と簡単に考えていましたが、実際はこれはこれで大変でして、そんなこともありこの話題は覚書としても保存しておきたいので4〜5回に分けて記していこうと思います。
興味の無い方にはつまらない話になると思いますがご了承くださいね。
<<キャブセッティング中につき半端にカバーを組んだ状態のジョグ>>
それは暴風雪が吹き荒れる朝方のことでした。
その朝、僕は20キロ南、東松島市の野菜を二次加工している会社さんへアルバイトへ向かう途中でした。
いつもより気温が低く、しかも風が真横から吹くシチュエーションにちょっとした不安はあったのですが、
「20キロくらいで走るなら大丈夫でしょう」
三角乗りってご存知でしょうか?
バランスを崩した際でも支えることが出来るように、両サイドに足を投げ出してバランスをとる乗り方ですね。
北国の人しか知らないですよね。
普通は両足はステップに揃えて乗せるのですが、滑った時にカウンターを当てても転倒する確率が高いので、そうならないようにあらかじめ両足で保険をかける感じです。
昨年末から幾度かの豪雪を、この必殺の「三角乗り」でクリアしていたので、この朝も滑る車体を制御しながら、超低速で出動しました。
ところが走り出して1キロほどでなんと、ただでさえ少ない信号機の赤信号につかまってしまいました。
昼間でも信号にひっかかるとかマレなのに・・・
と、青を待っている間にエンジンが力なくストール。
んっ?
嫌な感覚の中、セルで始動すると普通にかかる。
おかしいな・・・こんなことは初めてだぞ・・・
その予感は的中。ストールしては始動してを繰り返す・・・
最初はエアー吸入ファンが地吹雪を吸い込んで詰まったせいだと思ったんですよね。
まじ真横から風雪が吹っ飛んでいましたから。
ファンの入り口の雪を落とし、始動してまた走る。
しかしとうとう始動しなくなってしまいました。
場所は南郷町というところ。
田んぼの超ど真ん中(笑)
写真の地平線に見える「イカ釣り漁船」みたいなのは「町明かり」ですからね。
まあ仕方ない・・・
慌てず落ち着いて行動する
こういう時にもマックのセキュリティマニュアルで身につけた心得が役に立ちますね。
まずアルバイト先の工場に電話し、事情を伝えて休みにしてもらいます。
これで一安心・・・
さて、家まで10キロ以上あるが、この吹雪の中で無事に帰れるだろうか?
だろうか?ってより帰るしか選択肢はない。
真っ白?真っ暗で車1台通らない農道を涌谷町内へと戻ってきたのは7時。
工場に電話した履歴を見ると4:57なので2時間、吹雪の中を押して歩いてきたことになります。
がんばった!
家に戻り、インターネットで調べてみると
「キャブレター車には低温で湿度が高い時にある現象」
とありました。
「そういうものだから」
ってことらしい。
なーんだ、じゃあ大したことないね。
とりあえずバッテリーは使い切ってしまったので充電してかければ大丈夫でしょう。
(*頭の片隅でキック始動しなかったことが気にはなったが)
ほとんどの装備を始末してきた中で充電器を持ってきたのは奇跡
さて翌日、バッテリーを車体に戻しセルを押す。
キュルルルルルルルルルッ!
元気いっぱいにセルは回る、しかし!
キュルルルルルルルルルッ!
エンジンに火が入らない!
キュルルルルルルルルルッ!
何度もトライ!
キュルルルル・・・
バッテリーが弱ってきた。
こいつは単純な低温由来ではなさそうだぞ?
最悪の場合はエンジンが終わっているかも・・・
午後3時、あっという間に薄暗くなってくる中、僕の中にも暗雲が立ちこめるのを感じていました。
次回、原因の特定に続きます。
【原付バイク】生活環境を劇的に改善!50cc原付オートバイは活動開始の起爆剤になるかも:その1
【原付バイク】生活環境を劇的に改善!50cc原付オートバイは活動開始の起爆剤になるかも:その2
【原付バイク】生活環境を劇的に改善!50cc原付オートバイは活動開始の起爆剤になるかも:その3
【原付バイク】生活環境を劇的に改善!50cc原付オートバイは活動開始の起爆剤になるかも:その4
工藤です。
前回に軽く触ったジョグのエンジンブロー。
これは本当に厳しかったですね。
タイトルの通り、今の時点で僕の命綱ですから。
まさに両手両足をもぎ取られたも同然。身動きするにもできない状況。。。
以前にも書きましたがここ涌谷、特に実家のあるあたりは居るだけだったら何もしようがない、買い物ですら数キロ先まで行かなければならず、2キロ先の駅まで行ったとしても電車は1時間に1本、帰りは帰りでまた駅から2キロというロケーション。
また、いろいろな事情により実家に居る時間を最大限に減らしたい僕としては、手当たり次第に仕事を見つけては出かけていたのですが、その手も封じられることになっちまいました。
このジョグ、8月にも古川市内でブローさせてしまっているのでなんと2回め。今回は幸い押して帰ってこれたので自力で修理することにしました。
ロータリーエンジンに比べたらカワイイもんでしょ?
と簡単に考えていましたが、実際はこれはこれで大変でして、そんなこともありこの話題は覚書としても保存しておきたいので4〜5回に分けて記していこうと思います。
興味の無い方にはつまらない話になると思いますがご了承くださいね。
<<キャブセッティング中につき半端にカバーを組んだ状態のジョグ>>
突然のエンジン停止
それは暴風雪が吹き荒れる朝方のことでした。
その朝、僕は20キロ南、東松島市の野菜を二次加工している会社さんへアルバイトへ向かう途中でした。
いつもより気温が低く、しかも風が真横から吹くシチュエーションにちょっとした不安はあったのですが、
「20キロくらいで走るなら大丈夫でしょう」
三角乗りってご存知でしょうか?
バランスを崩した際でも支えることが出来るように、両サイドに足を投げ出してバランスをとる乗り方ですね。
北国の人しか知らないですよね。
普通は両足はステップに揃えて乗せるのですが、滑った時にカウンターを当てても転倒する確率が高いので、そうならないようにあらかじめ両足で保険をかける感じです。
昨年末から幾度かの豪雪を、この必殺の「三角乗り」でクリアしていたので、この朝も滑る車体を制御しながら、超低速で出動しました。
ところが走り出して1キロほどでなんと、ただでさえ少ない信号機の赤信号につかまってしまいました。
昼間でも信号にひっかかるとかマレなのに・・・
と、青を待っている間にエンジンが力なくストール。
んっ?
嫌な感覚の中、セルで始動すると普通にかかる。
おかしいな・・・こんなことは初めてだぞ・・・
その予感は的中。ストールしては始動してを繰り返す・・・
最初はエアー吸入ファンが地吹雪を吸い込んで詰まったせいだと思ったんですよね。
まじ真横から風雪が吹っ飛んでいましたから。
ファンの入り口の雪を落とし、始動してまた走る。
しかしとうとう始動しなくなってしまいました。
場所は南郷町というところ。
田んぼの超ど真ん中(笑)
写真の地平線に見える「イカ釣り漁船」みたいなのは「町明かり」ですからね。
まあ仕方ない・・・
慌てず落ち着いて行動する
こういう時にもマックのセキュリティマニュアルで身につけた心得が役に立ちますね。
まずアルバイト先の工場に電話し、事情を伝えて休みにしてもらいます。
これで一安心・・・
さて、家まで10キロ以上あるが、この吹雪の中で無事に帰れるだろうか?
だろうか?ってより帰るしか選択肢はない。
真っ白?真っ暗で車1台通らない農道を涌谷町内へと戻ってきたのは7時。
工場に電話した履歴を見ると4:57なので2時間、吹雪の中を押して歩いてきたことになります。
がんばった!
ブローの原因は何?その1
家に戻り、インターネットで調べてみると
「キャブレター車には低温で湿度が高い時にある現象」
とありました。
「そういうものだから」
ってことらしい。
なーんだ、じゃあ大したことないね。
とりあえずバッテリーは使い切ってしまったので充電してかければ大丈夫でしょう。
(*頭の片隅でキック始動しなかったことが気にはなったが)
ほとんどの装備を始末してきた中で充電器を持ってきたのは奇跡
さて翌日、バッテリーを車体に戻しセルを押す。
キュルルルルルルルルルッ!
元気いっぱいにセルは回る、しかし!
キュルルルルルルルルルッ!
エンジンに火が入らない!
キュルルルルルルルルルッ!
何度もトライ!
キュルルルル・・・
バッテリーが弱ってきた。
こいつは単純な低温由来ではなさそうだぞ?
最悪の場合はエンジンが終わっているかも・・・
午後3時、あっという間に薄暗くなってくる中、僕の中にも暗雲が立ちこめるのを感じていました。
次回、原因の特定に続きます。
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