こんばんは!
スピードファクトリー工藤です!
キャブレターセッティングも終わり、ジョグは調子よく走っています。
きちんと暖気するようになったのもありますね。
これまでは「原付だし」と扱いが雑になっていたのは否めません。
長く乗ってきたFC3Sだったらどうだ?
あの車も水温が70℃になるまでは燃料供給が全開にはならないセッティングだったよね。
だからアイドリングが安定するまで走り出さないように決めていた。
そういう小さいけれども細かい気遣い、車に対する行動が車を長持ちさせる。
思い出しましたね。
今回のリビルドとセッティングで復活したジョグですが、それでもまだ気になることが残りました。
それは
気温氷点下でキャブレター車は止まることがある
です。
正確には「キャブレターアイシング」
どんな現象か?
キャブは構造上吸入口(エアフィルター、ファンネルなど)から空気を吸い込み、霧状にしたガソリンの混合気にし、それをエンジンに送ります。

そもそも物質は気化する際に周囲の熱を奪います(気化熱)。ガソリンの気化、それとスロットルやキャブ出口側(ベンチュリー)の減圧などの複合的要因により、スロットルボディーやスロットルバルブが凍結してしまうのが
キャブアイスです。
湿度80%以上で温度21℃以下の条件での発生が多いようです。
氷点下、降積雪なんて発生しないほうが不思議ですね。
スロットルボディーの凍結による固着がアクセル全開時に発生すると、アクセルを戻しても全開状態がキープされてしまいますので大変危険です。
ただよくあるのは、吸入口から吸い込まれた空気がすでに氷点下にまで下がっているためにガソリンとの混合気が作れずに失火してしまう。つまり急にエンジンが停止する現象です。
もともとはセスナ機のキャブアイス対策として考えられたらしいのが
キャブレターヒーター
です。
スロットルバルブが凍結しないように、キャブレターそのものを温めてしまえ!というシステムです。
そりゃ考えますわ、セスナで飛行中にキャブアイスとか!恐過ぎ!
(*近頃はオートキャブヒート機構が装備されているようです)
バイクのキャブにも純正で装着されているものもあるにはあるらしいですが、
なんでしょう?
寒冷環境、降雪環境では走らせないのが前提なのかどうなのか、多くのオートバイ(キャブ車)にはキャブヒーターは付いていません。
それでもネットには多くの情報が眠っていました。
先輩ライダーの皆さんも苦労して走られているんですな。
頭が下がります。

8mmのネジ切って付けられるのが一番収まりが良さそう。
けどそもそもうちのジョグのキャブに場所あるのかね?

あった!
けれどここに装着すると、電極部分がエアーやオイルチューブに干渉しちゃいそうです。
それならば作っちまえ!温まりゃいいんだろ?
ということで自作のスタート。
参考にしたのは、カメラマンの皆様が冬場のレンズ結露を防ぐために「レンズヒーター」を自作している情報。
ニクロム線に12V電源を繋いで温める、シンプルな構造。
おあつらえ向きに工具箱にはFC3Sにブーストメーターやエアフロコントローラー(AFC)を取付けする時に入手した道具や部品が揃っています。

まさかここで使うことになろうとは。
トグルスィッチ、ヒューズ、ニクロム線、電線(バラ)をホムセンで購入。


試作品を制作、これでまず作動確認を行います。
電源はテールランプから分岐します。

黄色はブレーキレバー連動なので青から分岐。

以前はずしたテールウィングを使って通電を確認。
試作品を接続、スイッチON!
ニクロム線が短か過ぎて絶縁ビニールが焼けてしまいましたw
これは・・・
先にやれや!って思いましたが、ニクロム線のワット数から12Vで何Wの出力になるのか?これを計算してから作らないと危険です。
理想的には25W位にしたい。
ちなみに最初に購入してきた600Wのニクロム線ですと72Wになります。
どれだけ熱くなるか確認したかったので600W線をバッテリーに直で繋いでみましたが
ダメw
熱い!
これは100℃超えています。
燃えちゃう!
となると?
300W線で36W
200W線で24W
150W線で18W
この段階で涌谷町にはニクロム線の在庫はなし。

どうせ発注するならと300W線を2本注文しました。
300を2本直列すれば150Wになるし、調整の振り幅を大きくとれます。

ニクロム線を裸線で巻くわけにもいかないので、熱収縮チューブに入れて使います。
ニクロム線やギボシ部分の絶縁用に、細めの熱収縮チューブも準備。
製作段階での写真をもっと撮っておけばよかった・・・
ちゃかちゃか作ってしまうので気が付くと出来上がっているんです、すいません。
バッテリー直結での確認では”ほんのり”暖かくなる感じ。もうちょいっと暖かくても良いような・・・ま、いいか。

キャブレターに2回たすき掛けする感じで巻きつけました。

緩まないようにタイラップで縛り、直近まで取り回ししてきた電源に接続します。

スイッチはシートボックス内に取付けました。
しまった!フルフェイスがしまえない(泣)
いいや、キツキツだったし。
すぐに暖まる装備ではないので、始動直後の効果はわかりません。
暖気後にONのまま走っている時と、OFFで走っている時とでは、ONの方が回転は安定していますね。
特にアイドリング時には顕著で、OFFですと回転に息継ぎが発生します。
まだまだ寒いですからね。
これで安心かな。
気温が上がりジェットを夏用に交換するまではONで走ってみようと思います。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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スピードファクトリー工藤です!
キャブレターセッティングも終わり、ジョグは調子よく走っています。
きちんと暖気するようになったのもありますね。
これまでは「原付だし」と扱いが雑になっていたのは否めません。
長く乗ってきたFC3Sだったらどうだ?
あの車も水温が70℃になるまでは燃料供給が全開にはならないセッティングだったよね。
だからアイドリングが安定するまで走り出さないように決めていた。
そういう小さいけれども細かい気遣い、車に対する行動が車を長持ちさせる。
思い出しましたね。
今回のリビルドとセッティングで復活したジョグですが、それでもまだ気になることが残りました。
それは
気温氷点下でキャブレター車は止まることがある
です。
キャブアイス現象
正確には「キャブレターアイシング」
どんな現象か?
キャブは構造上吸入口(エアフィルター、ファンネルなど)から空気を吸い込み、霧状にしたガソリンの混合気にし、それをエンジンに送ります。

そもそも物質は気化する際に周囲の熱を奪います(気化熱)。ガソリンの気化、それとスロットルやキャブ出口側(ベンチュリー)の減圧などの複合的要因により、スロットルボディーやスロットルバルブが凍結してしまうのが
キャブアイスです。
湿度80%以上で温度21℃以下の条件での発生が多いようです。
氷点下、降積雪なんて発生しないほうが不思議ですね。
スロットルボディーの凍結による固着がアクセル全開時に発生すると、アクセルを戻しても全開状態がキープされてしまいますので大変危険です。
ただよくあるのは、吸入口から吸い込まれた空気がすでに氷点下にまで下がっているためにガソリンとの混合気が作れずに失火してしまう。つまり急にエンジンが停止する現象です。
キャブレターヒーター
もともとはセスナ機のキャブアイス対策として考えられたらしいのが
キャブレターヒーター
です。
スロットルバルブが凍結しないように、キャブレターそのものを温めてしまえ!というシステムです。
そりゃ考えますわ、セスナで飛行中にキャブアイスとか!恐過ぎ!
(*近頃はオートキャブヒート機構が装備されているようです)
バイクのキャブにも純正で装着されているものもあるにはあるらしいですが、
なんでしょう?
寒冷環境、降雪環境では走らせないのが前提なのかどうなのか、多くのオートバイ(キャブ車)にはキャブヒーターは付いていません。
それでもネットには多くの情報が眠っていました。
先輩ライダーの皆さんも苦労して走られているんですな。
頭が下がります。

8mmのネジ切って付けられるのが一番収まりが良さそう。
けどそもそもうちのジョグのキャブに場所あるのかね?

あった!
けれどここに装着すると、電極部分がエアーやオイルチューブに干渉しちゃいそうです。
自作キャブヒーター
それならば作っちまえ!温まりゃいいんだろ?
ということで自作のスタート。
参考にしたのは、カメラマンの皆様が冬場のレンズ結露を防ぐために「レンズヒーター」を自作している情報。
ニクロム線に12V電源を繋いで温める、シンプルな構造。
おあつらえ向きに工具箱にはFC3Sにブーストメーターやエアフロコントローラー(AFC)を取付けする時に入手した道具や部品が揃っています。

まさかここで使うことになろうとは。
トグルスィッチ、ヒューズ、ニクロム線、電線(バラ)をホムセンで購入。


試作品を制作、これでまず作動確認を行います。
電源はテールランプから分岐します。

黄色はブレーキレバー連動なので青から分岐。

以前はずしたテールウィングを使って通電を確認。
試作品を接続、スイッチON!
ニクロム線が短か過ぎて絶縁ビニールが焼けてしまいましたw
これは・・・
きちんと計算
先にやれや!って思いましたが、ニクロム線のワット数から12Vで何Wの出力になるのか?これを計算してから作らないと危険です。
理想的には25W位にしたい。
ちなみに最初に購入してきた600Wのニクロム線ですと72Wになります。
どれだけ熱くなるか確認したかったので600W線をバッテリーに直で繋いでみましたが
ダメw
熱い!
これは100℃超えています。
燃えちゃう!
となると?
300W線で36W
200W線で24W
150W線で18W
この段階で涌谷町にはニクロム線の在庫はなし。

どうせ発注するならと300W線を2本注文しました。
300を2本直列すれば150Wになるし、調整の振り幅を大きくとれます。

ニクロム線を裸線で巻くわけにもいかないので、熱収縮チューブに入れて使います。
ニクロム線やギボシ部分の絶縁用に、細めの熱収縮チューブも準備。
装着
製作段階での写真をもっと撮っておけばよかった・・・
ちゃかちゃか作ってしまうので気が付くと出来上がっているんです、すいません。
バッテリー直結での確認では”ほんのり”暖かくなる感じ。もうちょいっと暖かくても良いような・・・ま、いいか。

キャブレターに2回たすき掛けする感じで巻きつけました。

緩まないようにタイラップで縛り、直近まで取り回ししてきた電源に接続します。

スイッチはシートボックス内に取付けました。
しまった!フルフェイスがしまえない(泣)
いいや、キツキツだったし。
実走チェック
すぐに暖まる装備ではないので、始動直後の効果はわかりません。
暖気後にONのまま走っている時と、OFFで走っている時とでは、ONの方が回転は安定していますね。
特にアイドリング時には顕著で、OFFですと回転に息継ぎが発生します。
まだまだ寒いですからね。
これで安心かな。
気温が上がりジェットを夏用に交換するまではONで走ってみようと思います。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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